<秋田クマ牧場>4頭脱走し射殺 女性従業員1人死亡か

20日午前10時5分ごろ、秋田県鹿角(かづの)市八幡平の「八幡平クマ牧場」から、女性従業員がクマに襲われたと119番があった。県警や消防によると、午前10時半ごろ、女性従業員がオリの中で倒れているのを確認したが、安否は不明だという。また別の女性従業員は足をかまれ死亡した模様。

ヒグマとみられる4頭がオリから脱走して敷地内を徘徊(はいかい)しており、地元猟友会が射殺した。襲ったクマは成獣とみられる。消防によると、女性従業員は69歳と76歳とみて確認を急いでいる。

クマ牧場は冬季閉園中だった。秋田県観光連盟のホームページによると、八幡平クマ牧場はツキノワグマ約100頭、アラスカ産のコディアック12頭を放牧飼育している。秋田県岩手県の県境近くにあり、2〜3キロ離れたところに集落がある。鹿角市は周辺の道路を封鎖し、警察や消防が警戒している。最寄りの小、中学校は現場から約17キロ。市総務課によると、各小中学校には連絡済みだという。

動物園などのクマが人を襲った例としては、05年に「富士サファリパーク」(静岡県裾野市)で、飼育舎からクマを外に出す作業をしていた従業員2人がヒグマ2頭に襲われ、うち1人が死亡した。



怖いですね・・・。

飼育されてても襲ったりするんですね。